初体験。ずるい者どうし。

大人の男はずるいな、って当時は思っていたけれど、それはきっと違う。絶対に違う。   男と女、両方、同じ分、ずるいのだ。   先生と連絡がつかなくなり、私の心のジェットコースターは止まらなかった。寂しくて、犯した罪の自覚と、覚えたカラダの快感と全てがごちゃまぜになってぐちゃぐちゃだった。   自制なんて効かなくて、すぐその後に、大学のサークルの先輩・KOさんと関係を持ってしまった。 その先輩のことも気になっていたから、体の関係からスタートして、今度こそうまくやろう、付[…]

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初体験。直後に・・・

また、拒めなかった。 拒めなかった、のでは、きっと、ない。拒むつもりも無かったんだと思う。 たとえ100回同じ瞬間を繰り返しても、きっと私は拒めない。   2回セックスしてみて、一番こたえたのは、先生の子供のことだった。   自分が子供の立場で、父親が若い女の子とセックスしていたと知ったら、耐えられないだろうと、想像しては心を痛めた。   その一方で、メールが一通届くたびに天にも登れそうなくらい喜んでいる自分もいた。 ジェットコースターのようなアップダウンに心が千切[…]

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初体験。波立つ心。

誰とセックスして、誰とはしないのか? 線の引き方は人それぞれだ。 決して、固定された決まった線など、無い。     世間体や社会的な常識 (例えば浮気や不倫は悪、セックスは彼氏や旦那のような、たった一人の人とするもの)、に何となく従って線を引いていたら、私は先生とはセックスできなかった。 とはいえ、私は今でこそ自由にセックスを楽しんでいるけど、さすがに初体験の時にそんな自由な価値観は持ち合わせていなかった。 後悔しない、と思ったが、実際その後の私の心の中は大混乱におちいってい[…]

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初体験。その瞬間。

お子様だった私は、ベッドのある部屋に連れてこられた意味を、この時にようやく気づいた。でも拒む気持ちはひとかけらも無かった。   好きだったから。   たとえどんな関係でも、相手がどんな立場の人でも、好きな人にキスされて嬉しくない女はいないと思う。 そのままベッドに移された。お姫様だっこで。 ゆっくり服を脱がされて、素肌に触れられて、どんどん心拍数が上がっていく。 好きな人が自分にキスしていることに、ワイン以上に酔っていった。     肩や、胸や、乳首や、お[…]

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初体験。いつもと違った先生。

セックスは、「この人素敵だな」+「したい」という気持ちだけあれば、至って簡単にできてしまうことを知った。   わたしは初体験したこの日この時、まだ人生の中で一度も彼氏がいなかった。だから、「男」という生き物と性的な関係を持つこと、そこにいたるまでの過程全てが未知のことだった。   その日、先生とは夕方の早い時間から会うことができ、予約した時間まで間があったので、千鳥ヶ淵の桜並木を散歩する時間があった。夜桜が幻想的だったのが忘れられない。 夕食もおいしくて、気分良く2人でワイン[…]

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初体験。夢見たそれ。

私は、初体験からして不倫だった。   セックスは、付き合っていなくても、「したい」という気持ちで、それだけでできることを知った。   それは、ハタチになる直前の、桜の時期。 大好きな、今でも大好きで離れられない、“先生”が相手だった。 結婚してるって知らなかったら情状酌量の余地もあるかも。でも、わたしは知っていた。先生には、奥さんも子供もいることを。   それでも、いい、って思えてしまった。 好きだったのだ。出会ってすぐ、ああこの人のこと大好きだなぁって思っていた。[…]

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